データ提出加算と診療録管理体制加算
先日お話したデータ提出加算のご支援で感じるいろいろを述べたいと思います。
施設基準は以下のようになっています。
(1)「A207診療録管理体制加算」に係る届出を行っている保険医療機関であること。
(2) 厚生労働省が毎年実施する「DPC導入の影響評価に係る調査(特別調査を含む。)」に適切に参加できる体制を有すること。
また、厚生労働省保険局医療課及びDPC調査事務局と常時電子メール及び電話での連絡可能な担当者を必ず2名指定すること。
(3)DPC調査に適切に参加し、DPC調査に準拠したデータを提出すること。なお、データ提出加算1にあっては入院患者に係るデータを、データ提出加算2にあっては、入院患者に係るデータに加え、外来患者に係るデータを提出すること。
(4)「 適切なコーディングに関する委員会」を設置し、年2回以上当該委員会を開催すること。
(1)はすでに届け出済みの加算で、担当者は2名選出した、データも医事や電子カルテから作成できる。よってみなさんからご相談される内容としては、いつ誰がどのようにデータを作っていくのか、その体制作りと(4)委員会の内容をどのようにしたらいいのか等が多いように思います。
が!しかし、ここで感じるのは(1)の儚さ。。。です。
これこそが「肝」であり、重要であるにもかかわらず、とても「儚い」状態にある病院様が多いように感じます。
長くなりそうですので、分解してお話していきます😅
続く。。。